当ウェブサイトをご覧くださっている皆さま、いつもご愛読ありがとうございます。
私たち天栄村ファームコンソーシアムは、今年4月のキックオフ以来、「福島県天栄村から、やさしく、つよい米作り・人作りをめざして」をスローガンに掲げ、天栄村の内外で様々な活動を続けてきました。
当サイトでもよく紹介している【上農になろう!プロジェクト】では、天栄村上松本の「これからの田んぼ」を主な活動の場所として、機械化以前の手作業での米作りに協力して取り組んでいます。
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私たち天栄村ファームコンソーシアムは、今年4月のキックオフ以来、「福島県天栄村から、やさしく、つよい米作り・人作りをめざして」をスローガンに掲げ、天栄村の内外で様々な活動を続けてきました。
当サイトでもよく紹介している【上農になろう!プロジェクト】では、天栄村上松本の「これからの田んぼ」を主な活動の場所として、機械化以前の手作業での米作りに協力して取り組んでいます。
1.田んぼに集まれ!
10月21日、日曜日、天栄村は本日も晴天なり!
田植え、草刈りに続き、わが社TFCはハレの日の天候運にかなり恵まれているようだ。
きれいに澄み切った秋の青空のもと、わずかに紅葉ののぞく妙見山、そして天栄村を東西に貫く釈迦堂川に沿って広がる一面の田んぼ。そのほとんどはすでに稲刈りが終わり、私たちの「これからの田んぼ(写真上)」を残して写真下のような光景が広がっていた。煙が出ているのはコンバインで刈り取られ脱穀された〈もみがら〉や〈わらくず〉をまとめて焼いた跡だ。これらは田んぼに鋤きこまれることもあり、そのまま来年の米を育てる養分となる。
収録:2018年4月13日
聞き手:島村 健(TFC広報担当)
立ち合い:土屋遥一朗(TFC早苗メンバー)
1.TFCコンセプトのおさらい
今日は土屋さん、島村さんに向けて、ざっくり、天栄村ファームコンソーシアム(以下、TFC)コンセプトをおさらいしたいと思います。
先日金井景子先生とかも入って話し合って、「参画と協働」ていう中で、いろいろやっていこうかということがコンセプトでいいよね、ということが総意で、TFCのコンセプトは「参画と協働」、これでいこうと。
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6月2日朝10時、晴れ。天栄村・上松本。ウグイスやホトトギスのさえずりがこだまするなか、妙見山を間近に望む「これからの田んぼ」に、続々と車が、人が集まってきた。
TFCの稲穂メンバー・早苗メンバー一同と、米作りの道ひとすじ三十年越えの大ベテランの農家さんから、何回も田植えに参加している漁師さん、そして今日はじめて田んぼに入るというシティーボーイ(会社員・大学生・高校生)たちまで、遠くは東京横浜方面から、あるいは南三陸町から、そして地元・天栄村から集まった総勢二十人ばかりの老若男女があぜ道に並んで、今から始まる田植えの始まりを今か今かと待っていた。
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みどり幼児園(八王子市)田植え体験レポート’18
文責・写真 島村 健(天栄村ファームコンソーシアム 広報担当)
5月29日、くもり時々晴れのこの日、天栄村ファームコンソーシアムの稲穂メンバー・吉成さんと馬場さんが、八王子市裏高尾の「みどり幼児園」の田植え体験の応援に駆けつけてくれました。田植え体験終了後には保護者の方々を中心とした映画「天に栄える村」上映会と、「龍田米」やアスパラガスの直売も行い、園児たちや保護者のみなさま、そして保育士の先生方とも活発に交流することができました。
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収録:2018年4月13日
聞き手:島村 健(TFC広報担当)
立ち合い:土屋遥一朗・吉成駿介(TFC早苗メンバー)
――天栄村ファームコンソーシアムについて、4月1日からホームページもアップされているのですけれども、立ち上げから今後一年間、何をするか教えてください。
ファームコンソーシアムという名前は金井先生につけていただいたんだけど、結局何をやりたいのかといったら、農家さんて個人経営なんですよね。
個人経営だけでやっていると、どうしても情報とか、トライすることとかが限られてくる。
それで私はたまたま役所にいるときに、(天栄米栽培)研究会というのを作って、やっぱり、全然違うわけですよね。同じことをやっても十通り、あとは違う土地、その年によって天候も全く違う。天候が、一人でやったら十年かかっても毎年違う、同じデータが取れないわけですよ。ところが、同じ天候の中で十人でやれば十通りのデータが取れるということがあるので、そういったのってすごく大きいなと思って。
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再生水田の山際に自生する、山桜です。のびのびと、天に枝を広げています。
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再生水田は、山を開墾して出来た田んぼなので、緩やかな棚田です。五月末ごろ、田植えを終えた田の水鏡に、周囲の山々が映っています。
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稲が分蘖(ぶんけつ)をしてぐんぐん成長する夏。再生水田では山の湧き水を使って灌漑をしていますが、湧き水の水温が低いので、いったん、池に溜めて温めてから使います。
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再生水田に隣接する湿地帯は、動植物の宝庫です。2018年度は、どんな仲間たちがいるのか、調査をしてみようと話をしています。
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秋、稲穂が色づく頃の再生水田。この田んぼが、空と山に育てられていることを実感します。
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再生水田のササニシキでこしらえたおむすび。
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冬、山深い再生水田は、積雪で出かけることもままならなくなります。これは、3月初旬、雪解けのころの田んぼです。
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再生水田に隣接する湿地帯は、水芭蕉の群生地でもあります。田んぼとともに、こうした植物も、守って行きたいと思います。
福島県の中通り天栄村大里の奥地に、山から土と水を授かり、人が水田を切り開く過程がそのままの景観となっている田んぼがあります。
この水田はいまから10年前まで耕作放棄地となっていました。
天栄米栽培研究会のメンバーが森に戻ろうとしていたこの田圃に、重機を入れ木を切り倒し根を取り去って復活させたことから「再生水田」と名付けられるようになったのです。
その様子は、映画「天に栄える村」にも描かれています。
2017年度からは、有志の農家さんたちのグループである「天栄村ファームコンソーシアム」が後を受け継いで、この場所を管理し、稲作を続行しています。
この再生水田の景観を未来に引き継ぐために再生水田の守り人になりませんか?
実は、再生水田の新たな第三幕のために人から田んぼへ素敵なプレゼントをスタートしました。2017年春から山側の水源に近い場所に、桜の苗木を2本植えたのです。これからも毎年少しずつ増やして行き、いつの日かその桜の下で、再生水田でとれたお米で作ったお結びを食べながら守り人が集まって花見をしたい・・・夢は膨らみます。
守り人の会費は、年会費5,000円です。
入会していただくと再生水田で収穫したお米(2021年度はササニシキ)を5キロご自宅にお届けします。
地元の農家でさえこの場所にたたずむと「心が洗われる」そんな再生水田の景観を守り続けるために、守り人さん大募集です。
2021年度は60名を目標としております。
またはこちらの用紙(PDF)を印刷の上、
記載の番号までFAXしていただくか、
世話役の金井までメールにてご連絡くださいませ。
2021年の募集口数は80口です。
再生水田のお米の関東地方までの送料は無料です。
関西地区は500円
北海道、四国、九州、沖縄は1000円
のご負担をお願いいたします。
「再生水田守り人の会」
代表 吉成邦市
守り人の会
初代世話役 金井景子
Facebook「再生水田守り人の会」のページでお知らせしていきますので、よろしくお願いします。