天栄村ファームコンソーシアム(TFC)について

天栄村ファームコンソーシアム(TFC)とは?

2018年4月1日、福島県の中通りにある天栄村で生まれた、
農業、とりわけお米作りに関して研究や教育をするサークル活動グループです。
作る人・食べる人、そして田んぼの健康を考える「やさしさ」――
困難に負けずどこまでも美味しさを追求する「つよさ」――
そのために参加する農家が知恵や工夫を持ち寄り、切磋琢磨して安全で美味しいお米作りを行うとともに、次世代に手渡していく教育活動をあわせて行います。


出発点の活動

2018年度の主な活動は、
1.お米作りの研究
2.再生水田での共同作業
3.「一所懸命プロジェクト」の実施
4.「上農になろう!プロジェクト」の実施

です。

それぞれの詳しい内容を紹介していきます。

1.お米作りの研究

 

“……個人営業の農家は、どうしても情報とか、トライすることが限られてくる。
 ……十人でやれば十通りのデータが取れるということがあるので、そういったのってすごく大きいなと思う。
 ……やっぱり、農家はどうしても経験知に基づく部分のほうが多いんですよね。データをあまり重視しないので、
 というより、データの取り方がわからない、といった方がいいのかな。データを取っている方があまり身についていない状態。
 ……データを取って活かしていくには、何人か必要ですよ。一人じゃなかなか難しい、二人でも。
 最低でも三人ぐらいはほしいな、というのがあって、今のメンバーが集まっているんですね。”

TFC稲穂メンバー、吉成邦市はこう語ります。お米の出来ばえは環境、すなわち天候や気温、土壌等の条件に大きく左右されます。
天栄村という一つの地域の中でも、集落ごとに土壌の性質や水の状態、また天候さえも異なっています。
TFCでは、米作りにまつわるデータ・知識・そして経験を蓄積し共有する=「研究する」ことで、
よりよい米作り・環境づくりをめざし、次の世代へと手渡していくことを目標としています。

2.再生水田での共同作業


↑秋、稲穂が色づく頃の再生水田。この田んぼが、空と山に育てられていることを実感します。

天栄村大里の奥地に、山から土と水を授かり、人が水田を切り開く過程がそのままの景観となっている田んぼがあります。

この水田はいまから10年前まで耕作放棄地となっていました。
天栄米栽培研究会のメンバーが森に戻ろうとしていたこの田圃に、重機を入れ木を切り倒し根を取り去って復活させたことから「再生水田」と名付けられるようになったのです。
その様子は、映画「天に栄える村」にも描かれています。

2017年度からは、有志の農家さんたちのグループである「天栄村ファームコンソーシアム」が後を受け継いで、この場所を管理し、稲作を続行しています。

★この再生水田の景観を未来に引き継ぐために再生水田の守り人になりませんか?
詳細はこちらのページをご覧ください。

3.「一所懸命プロジェクト」の実施
3.「一所懸命プロジェクト」の実施
一所懸命プロジェクトは、
「一つの田んぼに、一人が力を注ぎながら、稲作を学ぶ」
ことをテーマに、2018年4月よりスタートしています。
2018年度は早苗メンバーの土屋遥一朗が、「これからの田んぼ」に取り組んでいます。
2019年は、大里地区に「ゆりかごの田んぼ」がスタートします。ご期待ください。

4.「上農になろう!プロジェクト」の実施
「温故知新」をテーマとする「上農になろう!」プロジェクトでは、昔の米作りで行っていた【田植え・草取り・稲刈り】に至るまでの作業を、機械ではなく人の手で体験することを通じて、先人たちの体験をたどり、知恵を学ぶことをめざしています。
2018年度は主な活動として、6月2日に〈田植えツアー〉、6月24日に〈草取りツアー〉を実施し、また10月21日には〈稲刈りツアー〉を行う予定です。


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